”就活の不安”はココで解決!ハローワークの意外な利用法

ハローワーク活用法

こんにちは。もこです。今回はハローワークの意外な利用方法についてお話しします。

就職活動をする上でこんな不安はありませんか?

  • 小さい子どもを育てながら仕事を見つけられるか不安
  • 久しぶりの面接がうまくできるか不安
  • 応募書類の書き方に不安
  • 条件に合う求人を見つけたけど、実際の職場の雰囲気がわからない。自分と合う職場か知りたい
  • 久しぶりの仕事でパソコンが使えるか不安

お仕事を探すとき、まずハローワークに行くことを考えるのではないでしょうか。
ハローワークでは、求職者登録して、求人票を検索して、気になる求人票を窓口へ持っていく。というのが、一般的な利用の流れですね。

求人票を検索するだけではないのです。

筆者は、女性の就労支援の業務経験があります。
のべ300人の女性の就職活動のサポートをする中で、ハローワークと関わることも多くありました。

ハローワークには、求人票を見るだけではありません。
実は、シングルマザーにはとっても助かるサービスがあります。

子どもを育てながら仕事を探すのは、大変なことがたくさんありますね。
利用できるサービスをしっかり把握して、味方につけてしまいましょう。

では、どんな利用法があるのでしょうか。

もくじ

ハローワークの利用方法

子どもを連れて行って託児ができる。マザーズハローワーク

子育て中の女性専用の窓口『マザーズハローワーク』があります。
お仕事探しの相談をしたいけど、子どもがいるからなかなか窓口に行けないママさんには助かります。
キッズスペースがあり子どもを遊ばせることができるところや、保育士がいて相談中に託児ができるところもあります。
保育士がいて、面接時に数時間託児をしてくれるところもあります。

相談員も子連れに十分に理解があるので、遠慮せずに利用しましょう。

予想以上に時間がかかってしまう場合もあるので、おむつや麦茶などの飲み物、おやつは多めに用意しましょう。
託児中にお子さんがのどが渇いたり、お腹が空いてしまっても保育士側が勝手に飲食させることはできません。(アレルギーの問題などが理由)

子育て中歓迎の求人を紹介してもらえる

子育て中だけど、採用してくれる企業ってあるのかな両立できるかな、と不安ではありませんか?
マザーズハローワークでは、「子育て中の女性歓迎」の求人を紹介してくれます。
女性が多く働く企業では、子育て中の女性もたくさん働いています。
急に熱が出てしまい休んだり、保育園や学校行事で休みを取ったりすることに理解がある職場はたくさんあります。

筆者も、出産してから仕事を探しはじめたときは、子育て中でも採用してくれる企業があるのかわかりませんでした。小さな子どもがいると、迷惑がられるのではないかと不安でしたし、両立する自信が持てずに応募するのにすごく勇気が必要でした。

子育て中でも理解がある職場はあります。でも自分で探すのは時間がかかってしまいます。
ぜひ窓口に行って相談してみてください。

面接の練習ができる

久しぶりの就職活動では、面接も緊張してしまいますね。
面接が不安な場合、面接の練習をしてもらえることがあります。

「自己紹介」「志望動機」は、しっかりと伝えられるようになりたいです。

でも子育て中って、一日中子どもと二人っきりで誰とも会話していなかった、なんて日ばかりですよね。
実際に人と話そうとすると上手く話せなくなっていてショックを受ける人がたくさんいます。

そんなとき、ハローワークでは面接の練習をしてもらえます。
一度相談してみましょう。

職場見学会がある

気になる求人を見つけても、職場でうまくやっていけるか不安ではないですか?

実際にどんな職場なのか確認してみたいと思ったことはありませんか?
求人票を見るだけでは、職場の雰囲気はわかりません。

前もって職場の雰囲気をチェックすることで、自分に合うかどうか確認することができます。

また、実際に職場を見ることで、仕事をしている自分をイメージできます。
具体的で明確な志望動機をいうことができます。

ハローワークによっては、複数の企業の見学をする職場見学ツアーがあります。
気になる企業を実際に見学して、自分に合うかどうか事前に把握できるのは貴重な機会です。

また、ツアーがなくても、事前に見学に応じてくれる企業もあります。
求人票に「見学可」と記載があります。
見学可の記載がない場合でも、窓口で見学ができるか確認するのをおすすめします。

面接時のスーツを借りられる


面接時の格好は悩みますね。
スーツは持っているけど、出産後の体型変化でいつの間にか入らなくなっていたり・・・。
スーツを用意できても、靴やバッグがない場合もありますね。
ハローワークでは、スーツを無料で貸し出すサービスを紹介してくれる場合があります。
(スーツ貸出サービスは地域によってない場合もあります。ご確認ください)

スーツは自己負担でクリーニングしてから返却しなければいけない、など条件があります。

応募書類の書き方を教えてもらえる

履歴書を久しぶりに書くので、志望動機や自己PRをどうやって書いたらいいかわからない。
子育て中のブランクをなんて書けばいいのかわからない。
とお困りではありませんか?

ハローワークでは履歴書や職務経歴書の書き方の相談にのってくれます。

また、履歴書の書き方はとても参考になります。

ハローワークによっては、応募書類の書き方のセミナーを開催しています。ぜひ参加してみましょう。

ハローワークを活用して自信を持って就職活動にのぞみましょう

ハローワーク内には、A4サイズのチラシがたくさん掲示されています。
ご紹介したサービスだけでなく、さまざまなセミナーなどたくさん実施しています。
気になるチラシは手にとって問い合わせてみましょう。

筆者が子育てしながら就職活動したときは、ハローワークにそんなサービスがあるとは知らず、ひとり孤独に仕事さがしをしていました。
実は、女性の就労支援の仕事でハローワークと関わってはじめて知ったことがたくさんありました。
もっとハローワークを活用できていたら、孤独ではなく、相談にのって応援してくれる人がいたのに。
もっと自信をもって就職活動できたのにな、と思ったものです。

求人票をみるだけではなく、ハローワークをどんどん活用して、自分に合ったお仕事を見つけてくださいね。

もくじ