こんにちは。もこです。今回は応募書類の書き方についてお話しします。
筆者は女性の就労支援に携わった経験があり、のべ300人の女性の就職活動のお手伝いをしました。
また、別の企業で勤務したときは、面接官を担当したこともあります。
そんな中で、たくさんの応募書類を目にしてきました。
履歴書や職務経歴書というただの書類ですが、本当にその人によって違います。
今までの経験をいかしてがんばって働きたいです!という意欲を感じられる内容だったり。
学歴や職歴をただ書くだけで、志望動機や自己PRはどの企業にもあてはまるような一般的な内容で、やる気があるのかな?と思われてしまうものだったり。。
よくも悪くも個性が出ます。
応募書類の書き方をきちんと学んだことなんてないので、なんとなく書いていませんか?
応募書類で注目する点は、採用する企業によって違います。
資格と経験さえあればどんな人でもいい、という考えの企業もあるし、人柄も含めて一緒に働けるかを重視する企業もあります。
どちらにしろ、応募書類をしっかりと丁寧に作ることは大切です。どんな書き方をするかいくつかポイントをご紹介します。
応募書類のNGな書き方
まず、NGな履歴書をいくつかご紹介します。
正式名称で書いていない
資格の記入欄があります。
例えば運転免許を保有している場合は、
『自動車運転免許』ではなく、『普通自動車第一種免許』です。
また、日商簿記を保有している場合は、
『日商簿記⚪︎級』ではなく、『日本商工会議所 簿記検定試験 〇級』です。
意外と正式名称で書いていない人がいます。
正式名称で書いているときちんとしていて丁寧な印象を与えます。
履歴書に空欄が多い
できるだけ項目は書き込みましょう。
「趣味」「特技」というような、何を書いたらいいかわからない項目もありますが、空欄は避けましょう。
筆者は、履歴書を用意するときに、「趣味」「特技」の項目がない履歴書を選びました。
かわりに「志望動機」の欄が大きい履歴書を選んで、志望動機をしっかり書きました。
逆に、「特技」が応募先の業務に活かせるものだったら、「特技」の欄がある履歴書を選んでしっかりアピールしましょう。
志望動機に一般的なことしか書いてない
複数の求人に応募するためなのか、志望動機がどの会社にもあてはまるような一般的なことしか書いていない履歴書があります。
やる気がないような印象を与えます。
履歴書を雑に書いている
すごく丁寧に書いている履歴書には好印象を持ちます。
字がきれいかどうかは関係ありません。
字が汚かったとしても、丁寧に書いている履歴書には好印象です。
応募先が複数あるのか、急いでいるのか、雑に書いている履歴書は、意欲がないように感じてしまいます。
その上、空欄が多い場合は最悪です。筆者の経験上、面接に進むのは難しいです。
とはいえ、履歴書はパソコンで作る人もかなり増えてきました。
字がきれいな人は手書きで履歴書を書くといいと思いますが、手書きの字に自信がない人、丁寧に書ける自信がない人は履歴書をパソコンで作ることをおすすめします。
応募書類のNGな書き方まとめ
当たり前のことができているかどうか
今回、ご紹介した応募書類のNGな書き方は、知っている人にとっては当たり前なことです。
筆者の経験上、その当たり前なことができていない人が意外と多いです。
そして、その当たり前なことができているかどうかは、採用に影響することがあります。
例えば難関資格を保有している、圧倒的な経験がある、という人でしたらどんな応募書類でも採用されるかもしれません。
特別アピールする資格や経験がない、または未経験の求人に応募するのであれば、応募書類は丁寧に書きましょう。
応募書類の書き方はハローワークから学ぼう
ハローワークホームページに応募書類の書き方パンフレットが掲載されています。
各資格の正式名称も紹介されています。
筆者もこのパンフレットを参考に応募書類を作成したことがあります。
すごく丁寧に書かれているので、一度しっかり読んでみてください。
好印象を持たれる応募書類を作れるはずです。
応募書類を作るのは、時間がかかるし面倒かもしれませんが、せっかく時間をかけて作るなら手を抜かずに丁寧に作りましょう。